そして、、最近の日本人の味覚に異変が・・・・
・・・続きです。。
繊細だったはずの日本人の味覚は今や鈍感になりつつあるのです。
このところ、濃い味を好む人が増加している。
その原因は・・・食事内容と痩せ願望!!
女性達の極端なダイエット、若者達の偏食など食生活の乱れから亜鉛が不足しているそうです。
偏食による食生活の乱れ・・・無理なダイエットによりある恐ろしい病気が増加している
そして、さらに恐ろしいのは加工食品に含まれる『食品添加物』の取り過ぎだそうです。
それは・・・
『味覚障害』 (正常な味覚を失い食べ物の味がわからなくなる。)
例えば・・・トンカツを食べた時は肉のやわらかい感じと、ころものシャキシャキ感はわかるけど
味が分からないのでゴムを食べてる感じだそうです。
そんなことになるなんて・・・柑橘類を食べた時は、ヘアトニックを飲んだみたいに口の中で暴れた感じになり、
すっぱ味と甘味が爆発して花火になった感じで食べれない。
どんな感じだ?そして塩分の強いものを食べると苦く感じるそうです。
可哀想に・・・味をどのように感じる?
人の舌と喉の周辺には味を感じるセンサーがおよそ5千~9千個ある。
そのセンサーの味蕾 で、その食べ物に含まれている味物質は味細胞に入り、
脳の味覚野でどんな味かを認識する。
これが人の味を感じるシステムだそうです。
人が感じる味は(・甘味 ・塩味 ・酸味 ・苦味 ・うま味 )の基本5味。。
その味細胞(味蕾)に、それぞれの味に対応する受け皿がある。
その受け皿と味が合致すると味覚として感じる。
(甘味)エネルギーとなる糖のサイン
(塩味)ミネラル分の有無のサイン
(うま味)人体を作るアミノ酸の有無のサイン
いっぽう苦味・酸味は危険回避の感覚
(酸味)腐敗のサイン
(苦味)毒のサイン
子供が梅干やピーマン(酸味や苦味)を嫌がるのは本能で拒絶するそうです。
ちなみに大人が酢の物やビールを好むのは、経験によって腐敗や毒の心配がないと
記憶し酸味や苦味も美味しく感じるようになるからです。
その味を感じなくなる味覚障害当然、若い人にも増えてきているそうです。
普段、食べている食事・・・濃い味に慣れると気が付かない間に味覚障害になっているそうです。
そんな味覚が敏感と言われる5~6歳の子供も味を感じれない子供が増え、
味覚障害予備軍になっているそうです。
・・・続く。。
次回、味覚障害のしくみ