・・・続き。
その味覚障害のしくみとは、、
味蕾は皮膚と同じで次々と生まれ変わっているが・・・それがストップしてしまうそうです。
味蕾は28日周期で新陳代謝を繰り返している。
その味蕾の新陳代謝に欠かせない物質があるそうです。
それは Zn(亜鉛)。人体の必須ミネラルのひとつで70㌔の男性で常時2~3gが必要になる。
その亜鉛は体内で作られないため、食事で補うしかない。
亜鉛を多く含む食材ホタテ・カキ・いわし・うなぎ・牛肉・豚レバーを食べて
摂らなければいけないのです。
もし亜鉛が不足すると・・・全身の新陳代謝の周期が早い味蕾が真っ先に
ダメージを受けるらしいです。
古くなった細胞は生まれ変わることができず、細胞が死んでいく。
それが味覚障害だそうです。
現在、日本人の
3分の1が亜鉛不足になっているそうです。
そんなにも・・・怖いのはせっかくとった亜鉛も食品添加物が亜鉛と結合し体外に排出してしまう。
加工食品に頼り、加工食品の食べすぎは亜鉛不足をひき起こし、
知らないうちに味覚障害になっているそうです。
ある学会の報告では年間患者数24万人(10年前の2倍)になる。
それもそうでしょうー
意識しないと現代の食生活では避けるなんてなかなか無理な事。。そんな味覚を保ち味蕾を取り戻す方法は・・・
味覚障害を引き起こす亜鉛の欠乏、それを予防するには亜鉛を食事でとるのが基本、
理想とされる亜鉛の摂取量は1日 9mg以上
亜鉛を多く含む食材は肉類、特に牛肉や豚レバーに多く含んでます。
魚介類ではうなぎの蒲焼やいわしのみりん干し、ホタテなどです。
その中でも亜鉛の王様は『カキ』だそうです。
ただし亜鉛は身体の吸収がされにくいそうですが・・・
それを高めるには『ビタミンC』と同時に食べればいいそうです。
キャベツやピーマン、ブロッコリー、ゴーヤなど柑橘系ではレモンなどです。
レストランや居酒屋さんで見かけますよね!!
ステーキの上にレモン!!カキにレモンをかけたり・・・・。
亜鉛と会えんでなく、亜鉛とは会えるように・・
亜鉛とビタミンCをなるべく摂り、味覚障害にならないようにしましょうー
最後の終わりはまるで、ためしてガッテン のような終わり方ででした(笑)
たまにはバーテンダーらしい真面目な話でした、、そうだったっけ?と、忘れられるといかんで。。。
終わり