今さらと言えば今さらですが・・・
先日、深夜に放送されていた映画 『 誰も知らない 』 を録画していたのをようやく見ました。
この映画は実際にあった
『 巣鴨子供置き去り事件 』 を基にして作られた作品。
東京のある寂れたアパートに引っ越してきたのは母けい子(YOU)と明(柳楽優弥)。
二人は大家に父親が海外赴任中のため母と長男だけの二人暮らしだと嘘をつく。
だが、実際は京子(北浦愛)、茂(木村飛影)、ゆき(清水萌々子)の三人の子供たちもいた。
母子家庭で四人の子供、さらに子どもたちの父親は全員別々で学校に行っていない。
それを知られるとまたこの家も追い出されかねないからだ。
その夜の食卓で母は子供たちに「大きな声で騒がない」「ベランダや外に出ない」という
新しい家でのルールを言い聞かせた。
母親はデパートで働き、明が母親代わりに家事をしていてそれなりに幸せな毎日を過ごしていた
最初の辺りはとても結末を想像出来ないくらい明るい雰囲気。。そんなある日、母は明に好きな人がいることを告げる。
そこから、いろいろと変わり始まるのである
翌朝、起きてみると母の姿は消えていた……。
そしてそこから悲劇が起こるxxxこの映画は長男役を演じた柳楽優弥が2004年度のカンヌ国際映画祭で日本人として初めての
最優秀主演男優賞を獲得したことで大きな話題になりましたけど、
それ以外の子供達の演技もやたらリアルで上手かったです。。
特に弟の茂はまったく演技に見えないぐらいな感じでした。最初、題材が題材だけに暗い映画かと思いましたが、母親が失踪する前は意外に明るいです。
しかし、母親が失踪してから段々と雰囲気が暗くなっていきます。
比較的キレイだった部屋は汚くなり始め、今まで優しく弟や妹の面倒を見てきた長男も
少しずつ荒れていき、兄妹達との雰囲気も重くなっていき・・・・
最初が明るいだけに、この変化が余計にキツイんですよね。事件事態が発覚したのはちょうど20年前の1988年。。
ですけど、この手に似た事件は未だ無くならないというより増えている気がするxx
ここまでの事件にはならないにしても似た境遇の子供達は少なくはないでしょう。
見ていてとても楽しい映画ではなく、むしろ心が沈む感じですけど、
いろいろ考えさせられる映画です。。
エンディングは消化不良な感じですが、むしろその方がよかったんじゃないかなと・・・実際の事件はこの映画の脚本よりもえぐかったみたいです。。
決して気分が落ち込んでる時には見ないほうがいいでしょう
だからと言ってHappyな時に見る映画ってこともないかxxx
タイムリーなネタではないですが、まだ見てない方は興味があれば見てみて下さい
Posted by ビックブラック
これ見ましたよ(^O^)/
実際へこむ(T_T)
親には責任がありますよね、まぁ全員ではないでしょうけど。
世の親には子供を大切にしてもらいたいものです。
Posted by CASK愚主
>ビックブラックさん
同感です。
親にはなった事ないので、なんとも言えませんが、、
これは当たり前のことだと思う・・・
でも、当たり前のことが出来ない人が多すぎるよね
Posted by チイチイ
まだ会社なんですが、
どうやら地方のTVで今からやるみたい。
残業をこなしつつ・・・
微妙な気持ちになりたいと思います。
1:30~の映画が終わる頃には、自宅に帰れるかなぁ・・・。
Posted by チイチイ
・・・
帰宅します。
明日も通常出社ですが・・・。
Posted by CASK愚主
>チイチイさん
忙しそうですね、大変だね。。
頑張れよ~~