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1970.11.17 
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2011.04.27 Wed
ビールの力
こんな記事が福島路ビールのHPにありました

ちょっとムズイないようです


《 ビール成分に放射線防護効果を確認 》

放医研・東京理科大の研究チームがヒトの血液細胞とマウス実験で実証
放射線防護効果は最大34%にも
                                               平成17年8月11日
                                  独立行政法人 放射線医学総合研究所

【概要】
放射線医学総合研究所 (佐々木 康人 理事長) 粒子線治療生物研究グループは
東京理科大学薬学部放射線生命科学の研究チームと共同で、ビール成分が放射
線を防護する効果があることをヒトの血液細胞やマウスを用いた実験で明らか
にした。アルコール飲料に放射線を防護する効果があることはすでに報告して
いたが、ビールに溶けこんでいる麦芽の甘味成分などに放射線により生じる染
色体異常を最大で34%も減少させる効果があることをつきとめたのは初めて。

同研究グループは、広島・長崎の原爆やチェルノブイリ原発事故被害者のなか
にアルコール飲料で放射線障害が低減されたという話がある事をきっかけにし
て研究を展開。ビールを使った実験でビールそのものに放射線防護効果がある
ことを明らかにしてきたが、ビールの中の何に放射線防護効果があるかは、未
解明のままであった。今回、ビール中のアルコール分(エタノール)に加え、ビ
ールに溶けこんでいる成分にも放射線防護効果があることをつきとめ、放射線
被ばくの前にビールを飲むと、放射線による障害から防護されることを示した。
今後、同研究グループは、さらに放射線防護成分の探査を行うとともに放射線
をあびた後の防護効果の確認、血液以外の臓器細胞に対する効果、作用のメカ
ニズムの解明などに研究を発展させていく。

放射線防護剤にはさまざまな薬が開発されているが、副作用を伴うものもあり、
新たな薬剤開発が待たれている。今回の成果は、新たな放射線防護薬剤開発に
一石を投じるものとされる。

【背景】
放射線防護剤は一般には入手が困難であり、また副作用を伴うものが多く、長
期間の服用にも課題が残る。このためニンニク、朝鮮人参、味噌などの食品や
食品成分による研究が進められている。

同研究グループは、エタノール、メタノール、グリセロールなどのアルコール
類に放射線防護効果があることが以前から知られていることや、飲酒により放
射線障害が軽減されたなどの体験談から、アルコール飲料の放射線防護効果に
着目した。今回、数多くあるアルコール飲料の中でもビールを選択したのは、
入手し易く、アルコール濃度がそれほど高くない(比較的飲みやすい)などの理
由による。2001年には、ビールを摂取したヒトの血液細胞を採取し、放射線を
照射してダメージを調べる方法でビールによる放射線防護効果を確認した。だ
が、ビール中のどの成分が放射線防護効果をもたらすのかは、調べ切れていな
かった。今回放射線防護効果を確認した成分等は、いずれもビールに極めて微
量含まれている成分だが、これらが相加もしくは相乗的に作用していることが
推察できる。

【研究手法と成果】
●ビールの放射線防護効果の確認実験
ビール摂取前とビール大瓶1本を摂取後3時間後に採取した血液(血中エタノール
濃度は約10ミリM*モル濃度)にX線または重粒子線(炭素イオン : 放医研HIMACで
がん治療に利用されている)を1グレイから6グレイまで照射し、摂取前後での血
液細胞の染色体(ヒトリンパ球染色体)異常を比較した。(図1参照)

01.gif

図1. 放射線により生じた血液細胞一個あたりの染色体異常の数
(飲酒後の染色体異常の数は、飲酒前のそれより明らかに少ない)

その結果、ビールの放射線防護効果は、X線ばかりか重粒子線(炭素イオン)にもあ
ることが確認でき、これは、マウスの骨髄死を調べる実験でも同様であった。

図2. では、ビールの効果がエタノール単独の効果よりも高いこと、ノンアルコー
ルのビールでは放射線の防護効果が認められないことが示されており、ビール中
のアルコールはビール成分の吸収に一役買っていることが示唆された。

02.gif

* 生理食塩水(コントロール)

図2. ビール他の放射線防護効果比較 (ノンアルコールでは効果が認められず、エタ
ノール(アルコール)単独よりも、ビールのほうが放射線防護効果が高い)

●ビール成分の放射線防護効果の確認実験
これらの結果、ビール成分に放射線防護作用を示す物質が含まれていることが予測
された。このことを実験的に確かめるため、ビールの微量成分であるシュードウリジ
ン、メラトニン、グリシンベタインをそれぞれヒトの血液に添加したり、あるいはマ
ウスに投与(経口投与、腹腔投与など)して放射線防護効果を調べた。具体的にはX線
もしくは137Csが発するガンマ線のような低LET放射線とLET50keV / μm(キロ電子
ボルト/マイクロメートル)の重粒子線(炭素イオン)を用い、照射量を変化させた時
の染色体の異常、マウスの生存率(照射後30日の生存確率を調べる)などを測定した。
その結果、ビールに約5μg / mL含有するシュードウリジン(注1)をヒトの血液に添
加した実験では、4グレイのX線照射後のヒトのリンパ球細胞の染色体異常が無添加
のコントロールに比べ34%、4グレイの重粒子線(炭素イオン)の場合には、32%減少し
た。(図3参照)

03.gif
図3. シュードウリジン添加ヒトリンパ細胞に放射線を照射した染色体異常の数
(無添加に比べ、染色体異常の減少が明らか)

同じく、ビールに極く微量含有するすることが知られているメラトニン(注2)では、
マウスを使った実験からガンマ線照射の場合14グレイから21グレイで防護効果があ
ったが、重粒子線(炭素イオン)では全く効果がないことが認められた。(図4参照)

04.gif

図4. メラトニン投与マウスの放射線を照射による陰窩*数の変化 (メラトニン投与
によって、ガンマ線では陰窩*数の減少が抑えられるが重粒子線では変化が無い)

* 陰窩とは : マウスの腸管上皮直下の細胞集団で、「陰窩」と呼ばれる組織。放射
線照射によって数が減少することから、放射線影響の実験に用いられる。

さらに、ビールに約80μg / mL含有するグリシンベタイン(注3)をヒトの血液に添加
した実験では、4グレイのガンマ線照射後のヒトのリンパ球細胞の染色体異常が無添
加のコントロールに比べ約30%(最大37%)、4グレイの重粒子線(炭素イオン)の場合に
は、17%減少した(図5参照)。

05.gif

図5. グリシンベタイン添加時に放射線を照射したヒトリンパ球細胞の染色体異常の数
(無添加に比べ、染色体異常の減少が明らか)

また、マウス腹腔内投与した場合には、全身照射による骨髄死を明らかに抑制するこ
とが確認された。(図6参照)

06.gif

図6. グリシンベタイン投与マウス放射線照射後30日の生存率
(グリシンベタイン48mg以上の投与で骨髄死を抑制)

【今後の展開】
一連の実験でビール成分には放射線防護効果があることが明らかとなった。この防護
メカニズムを明らかにしていくことや血液細胞以外の他の臓器細胞での放射線防護効
果の確認、さらに他のビール成分での防護効果を探査していく。一連の防護効果確認
実験では、被ばく前にビールを飲むと防護効果は高まるという結論を得た。だが、被
ばく後に防護効果があるのかは、いぜん未解明のままであり、さらにビール成分が放
射線防護効果を持つメカニズムの解明を進めてゆく。

注1. β-pseudouridine (シュードウリジン)
N-methyl-N'-nitro-N-nitrosoguanidine (MNNG)により誘発されるサルモネラの変異が
ビール添加により抑制され、その効果はビール中のシュードウリジンによることが2002
年岡山大学の吉川友規氏らによって確認された(MNNGはDNAをアルキル化することによ
りDNA切断を起こし、染色体異常を引き起こす物質である)。シュードウリジンは、ビ
ールに約5μg / mL含まれているが、製品によって含有量は異なっている。

注2. Melatonin (メラトニン)
メラトニンは、脳内の松果体から分泌されるホルモンであり、体内時計を調節している。
メラトニンの放射線防護効果は、1995年に Vijayalaxmiらにより初めて報告された。ビ
ールには約50~300 pg / mLのメラトニンが含まれている。

注3. グリシンベタイン (別名 : ベタイン,トリメチルグリシン)
グリシンベタインは主に砂糖大根から分離精製されているが、エビ、カニなどの水産物
や麦芽、キノコ類、果実などにも多く含まれている天然の物質であり、甘味料として利
用されている。冠動脈疾患のリスクファクターとされているホモシステインを減少させ
ることが知られており、高脂血症、脂肪肝、肝機能障害、肥満等の改善に有効という報
告がある。

また、ホモシステインをメチオニンに転換させる作用を利用してホモシスチン尿症患者
への利用が報告されているほか2-chloro-4-methylthiobutaniod (CMBA)による突然変異
を抑制することが報告されている。ビールには約80μg / mL含まれているが、製品によ
って含有量は異なっている。

(本件の問い合わせ先)
独立行政法人 放射線医学総合研究所 広報室

TEL : 043-206-3026
FAX : 043-206-4062
E-mail : info@nirs.go.jp




ということです。

まぁ、、とにかくいいってことですわ。。(笑)



明日よりBar CASKでは『がんばれ東日本』ということで

東日本のブルワリーの少しでもお力になりたいと考え

岩手県の銀河高原Beerといわて蔵Beer、宮城県の松島Beer、福島県の福島路Beerの

4つのブルワリーよりビールを取り寄せ、何処に何時誰に届くかわからない○○○も

いいことと思いますが、私達に直接関わっている方達に少しでもお力になれることと言えば

これしかない?・・・

と思い・・・、、

このような事を考えてみました。

上記のブルワリーの中でもそれ以外でもまだまだ通常通りの復興とまではいってないところも

多いので皆様からも少しお力添えを頂きたいなと。。

また、詳しくは明日UP致します。




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