産経ニュースより
地ビール国際会議 □8月28日、東京・恵比寿ガーデンプレイス
■「日本の品質はすばらしい」
壇上に並んでいるのは、海外からやってきたビールの醸造家たち。
本場の英米に加えルーマニアや中国など6カ国から9人が集まり、
世界の地ビール事情を紹介しあった。
主催は日本地ビール協会(兵庫県芦屋市)。日本でこのような国際会議が
開かれるのは初めてだ。小田良司会長(64)によると、日本では消費者の
好みの多様化で大手ビールの消費が低迷するなか、地ビールはネット通販を
通じた若者らの支持を得て
前年比で25%もの伸びを見せているという。
冒頭では、小田会長がそんな勢いのある国内の様子を説明した。
「地ビールを出しているのは国内で250社ほど。世界には約3800の
ブルワリー(ビール醸造所)があり、もっと日本でも地ビールの消費量が増えると思う」
このあとは9人がそれぞれ登壇し、各国事情を講義。デンマークで地ビールの
醸造所を営むアンドレ・キスマイヤーさんは「デンマークでは輸入ビールが好調だが、
2009年には地ビールが追い抜いた」と笑顔を見せ、シンガポールでビール会社の
醸造責任者を務めるコリン・ペイジさんは「(アジアでも)地ビールは増えつつある」
と将来性の高さを語った。
そして9人が顔をそろえるパネルディスカッションへ。前日には、国際ビール大賞を
決める審査会が同じ場所で行われたばかり。全員が地ビール約200種の審査をしており、
「日本の地ビールの品質はすばらしい」と口をそろえた。会議を傍聴した約50人の中には
国内地ビール会社の関係者らも。ビールの達人たちの賛辞に手応えを感じていた様子だった。
審査の上位結果は18日、入賞ビールなど約200種が試飲できる「ビアフェス横浜
2011」(17~19日、横浜・大さん橋ホール)で発表される。
日本全体のクラフトビールの夜明けももうそこまできています。。

いや、日本のクラフトビールのポテンシャルの高さはもう世界にまで届いています。